高島屋の店舗でルイ・ヴィトンやエルメスなどの高額商品を購入するとき、タカシマヤカードを使うべきか他社カードを選ぶべきか判断に迷うこともあります。
ポイント還元がつかない場合の年間お買上累計額への影響や、店舗ごとの個別の違いまで考えて選択するのは大変に感じられがちです。
この記事では、高島屋でお買い物をする前に押さえておきたい決済カードの使い分けと対象外品目の扱いを詳しく解説します。
- 高島屋でポイント付与・利用が対象外となるブランドや商品
- 対象外ブランドでタカシマヤカードや他社カードを使った場合のポイントと年間累計額の扱い
- 横浜高島屋や日本橋高島屋におけるポイントルールの適用範囲
- 高島屋の店内と街の路面店で購入した際の還元率や累計額の違い
高島屋でポイント付与・利用が対象外となるブランド・商品一覧
高島屋でお買い物をするとき、事前に知っておくべき重要なルールがポイント対象外の品目の存在です。
一般的なお買い物では高い還元率を誇る高島屋ですが、一部の高級ブランドや特定の商品・サービスでは、ポイントが貯まらないだけでなく、貯まったポイントを使うこともできません。
高額な決済を行ってから「ポイントがついていない」と焦ることがないよう、まずは対象外となる全体像を一覧で確認しておきましょう。
| カテゴリ | 該当する具体的なブランド・商品・サービス | ポイント付与・利用の可否 |
|---|---|---|
| 対象外ハイブランド | ルイ・ヴィトン、エルメス、シャネル、カルティエ、ティファニー、ブルガリ、パテック フィリップ、ロレックス、チューダー、ヴァン クリーフ&アーペル、フォクシー、ベルルッティなど | 不可(付与・利用ともに0%) |
| 金券・有価証券類 | 高島屋商品券、全国百貨店共通商品券、百貨店ギフトカード、各種ギフト券(ビール券・図書カード等)、金券類、地金 | 不可(付与・利用ともに0%) |
| 除外サービス | 書籍、たばこ、荷具・送料、各種手数料、カード年会費、キャッシング利用分 | 不可(付与・利用ともに0%) |
| 特定決済・併用取引 | 友の会お買物カード利用分、スゴ積み払い分、ポイント利用充当分、株主様ご優待カード併用取引分 | 不可(ポイント重複付与なし) |
このように、ポイント対象外となる範囲はブランド品だけでなく、金券や特定の決済方法にまで及んでいます。
ここからは、それぞれのカテゴリについて詳しい条件や注意点を解説します。
ルイ・ヴィトンやエルメスなどの高級ブランド商品はポイント対象外になる
高島屋の店内に売場を構えているハイブランドであっても、一部の直営出店ブランドはタカシマヤポイントの付与対象外に指定されています。
具体的には、ルイ・ヴィトンやエルメス、シャネル、カルティエといった世界的なラグジュアリーブランドがこれに該当します。
これらの店舗では、タカシマヤカードを提示して決済しても、通常付与される8%相当の商品ポイントや決済ポイントは一切つきません。
また、貯まっているタカシマヤポイントを1ポイント=1円分としてお支払いに充当することも禁止されています。

ルイ・ヴィトンやシャネルなどの独立系ハイブランドは、高島屋側の一律ポイント還元の枠組みから外れているルールなんだね。
各店舗や特設会場、期間限定の催事によっても個別に除外指定される場合があるため、高額な商品を購入する際は事前にレジで確認をとると確実です。
商品券やギフトカードなどの金券類はポイント対象外になる
高島屋で購入できる各種有価証券や金券類も、すべてポイントサービスの対象外となります。
具体的には、高島屋商品券をはじめ、全国百貨店共通商品券や百貨店ギフトカード、図書カードやビール券などの各種ギフト券が該当します。
金券類は現金と同等の価値を持つため、購入時にポイントを付与してしまうと二重の利益が発生してしまうのがポイント付与対象外と定められている理由です。
同様の理由から、金・プラチナなどの地金類の購入時にもポイントはつきません。
また、これら金券類の購入時に既存のタカシマヤポイントを充当して買い物をすることも不可能です。
書籍やたばこおよび送料などの各種サービスはポイント対象外になる
ブランド品や金券類以外にも、日常的なサービスや一部の特定商品においてポイントがつかないものがあります。
代表的なものとして、書籍やたばこ、商品の配送にかかる荷具・送料や各種お直し手数料などが挙げられます。
これらは再販売価格維持制度や法律による規制、または実費手数料という性質上、百貨店独自のポイント還元を適用できません。
さらに、クレジットカードの年会費やキャッシングサービスの利用分に関しても、当然ながらポイント還元の対象外です。
デパ地下の食料品などは通常商品と異なりクレジット決済ポイントのみ(1%還元)がつく扱いですが、送料やたばこに関しては完全な0%還元となります。
友の会お買物カードやポイント利用などの特定決済はポイント対象外になる
購入する商品自体が通常ポイント対象であっても、支払い方法によってポイントがつかなくなるパターンが存在します。
例えば、積み立てサービスである友の会お買物カードでの支払いや、高島屋ネオバンクのスゴ積み払いを利用したお取引分です。
また、過去のお買い物で貯まったタカシマヤポイントを充当して支払った金額分に対しても、新たなポイントは付与されません。
株主様ご優待カードを利用して10%割引を受けた取引についても、タカシマヤカードのポイント還元を併用することは不可となっています。
お得な割引制度や積立特典を適用したお会計では、ポイントの二重獲得を防ぐルールが徹底されていることを覚えておきましょう。
高島屋店内のポイント対象外ブランドでタカシマヤカードを使うとどうなる?
高島屋店内のポイント対象外ブランド(ルイ・ヴィトンやエルメスなど)で買い物をするとき、「ポイントがつかないならタカシマヤカードを出しても意味がないのでは?」と思うかもしれません。
しかし、実はポイント還元以外の部分で重要な処理が行われます。
提示または決済を行った場合の「ポイント還元率」と「年間お買上累計額のカウント」の2つの側面から、実際の挙動を確認してみましょう。
タカシマヤカード決済時のポイント還元率は0%になる
ルイ・ヴィトンやエルメスなどポイント対象外に指定されているブランド店舗では、タカシマヤカードで支払ってもポイント還元率は完全な0%です。
通常の買い物であれば適用される「商品ポイント(7%〜9%)」だけでなく、月間の利用額に対して付与される「クレジット決済ポイント(1%)」も付与されません。
たとえタカシマヤカード《ゴールド》を使って100万円のバッグを購入したとしても、付与されるタカシマヤポイントは0ポイントとなります。
カードの提示や決済によってその場でポイントが得られる特典は一切受けられないことを頭に入れておきましょう。
タカシマヤカード決済時の購入額は年間お買上累計額に100%加算される
ポイントが全くつかない一方で、購入した金額の全額(100%)がそのまま高島屋の年間お買上累計額へ加算されます。
高島屋では、毎年1月1日〜12月31日までの対象施設での利用累計額が100万円(税抜)以上に達すると、翌年度のタカシマヤカード《ゴールド》の商品ポイント率が7%から9%(合計最大10%還元)へ大幅にアップする特典が用意されています。
ハイブランドでの高額な買い物は、この「100万円の壁」を一気に突破するための大きな強力な手段となります。
ポイント対象外ブランドであっても、レジでタカシマヤカードを決済に使用するかカードの提示を行わなければ「年間お買上累計額」に購入実績がカウントされません。「ポイントがつかないから不要」と判断して他社カードや現金だけでそのまま支払ってしまうと、100万円達成の集計チャンスを丸々逃すことになります。
このように、ポイント付与自体は0%であっても、翌年以降の上級ステータスや高還元率を維持・獲得するためには非常に大きなメリットが存在します。
高島屋店内のポイント対象外ブランドはタカシマヤカードと他社カードのどちらで払うべき?
高島屋店内の対象外ブランドで買い物をする際、ポイントがつかないタカシマヤカードで支払うべきか、あるいはAmazon Cardやエポスカードなどの他社高還元クレジットカードで支払うべきか迷う方も多いはずです。
判断の基準となるのは、ご自身が「年間お買上累計額(100万円の壁)」の達成を狙っているかどうかという点です。
ご自身の利用目的に照らし合わせて、どちらの決済手段が有利になるかをチェックしてみましょう。
| ユーザーの利用目的 | 選択すべきカード | 獲得できるメリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 年間100万円達成を目指す | タカシマヤカード | 購入全額が「年間累計額」に加算され、翌年最大10%還元の資格を得られる | 今回の買い物単体に対するポイント還元は0%になる |
| 年間100万円達成を目指さない・高島屋利用頻度が低い | 他社高還元カード(Amazon Card等) | 加盟店利用として他社カードのポイント(0.5%〜1.0%)が満額もらえる | 高島屋の年間お買上累計額には一切カウントされない |

年間100万円に届くかどうかで、今目先の1%を取るか、翌年全体の10%還元を取るかの判断が変わるんだね。
このように、単発のお得さを求めるか、長期的なVIP還元を求めるかで最適なカード選択は真逆になります。
年間お買上累計額100万円の達成を目指すならタカシマヤカードで支払う
高島屋での年間利用額100万円(税抜)以上を目標にしている方や、ゴールドカードの最高還元率(最大10%)を維持したい方は、必ずタカシマヤカードで決済を行いましょう。
ルイ・ヴィトンやエルメスでの購入額は非常に大きいため、1回のお買い物で年間累計目標に大きく近づくことができます。
今回付与されるポイントが0%であっても、翌年高島屋の一般商品で8%〜10%の還元を受け続けられるメリットを考えれば、タカシマヤカードで実績を作る方が長期的には圧倒的にお得です。
年間お買上累計額100万円の達成を目指さないなら他社高還元カードで支払う
「高島屋で年間100万円も買い物をしない」「ステータスや翌年の還元率アップには興味がない」という方の場合は、他社クレジットカードでのお支払いが最も賢い選択です。
高島屋店内のルイ・ヴィトンやエルメスであっても、Amazon Cardやエポスカード、楽天カードなどの他社クレジットカードで支払えば、一般加盟店利用として0.5%〜1.0%程度の標準ポイントが付与されます。
タカシマヤカードで支払うと還元率0%になってしまいますが、他社カードであれば確実にお買い物額に応じたポイントを獲得できます。
横浜高島屋や日本橋高島屋でポイント対象外ブランドの個別ルールはある?
店舗数の多い大型百貨店だからこそ、「横浜高島屋や日本橋高島屋など、旗艦店ごとに特別なポイントルールが存在するのではないか」と疑問に思う方もいるはずです。
結論から言うと、各店舗独自の優遇や個別の除外規定はなく、すべての高島屋各店で統一された運用がなされています。
実店舗の利用時に知っておくべき共通ルールや、催事場・ポップアップストアでの注意点について解説します。
横浜高島屋や日本橋高島屋でも全店共通の対象外ルールが適用される
横浜高島屋や日本橋高島屋、新宿店や京都店などの各店舗において、ポイント対象外ブランドの指定に店舗ごとの違いはありません。
どの店舗で購入しても、ルイ・ヴィトンやエルメス、シャネルやカルティエといった対象外ブランドであれば一律でタカシマヤポイント付与・利用の対象外となります。
旗艦店だからといって特定の店舗だけポイントが付与されたり、逆に地方店だけ対象外ブランドが増えたりするような個別ルールは存在しないのが基本です。
また、店舗決済時にタカシマヤカードを提示・使用した場合の年間お買上累計額への100%加算ルールに関しても、全店共通で同じ処理が行われます。
そのため、どの高島屋をメインで利用する場合であっても、一律の対象外リストと決済条件を参考に買い物を計画して問題ありません。
催事場や期間限定ポップアップストアでも対象外ブランドの指定は変わらない
本館の正規売り場以外の催事スペースやポップアップストアで購入する場合でも、ポイント付与の除外ルールはそのまま適用されます。
たとえば特設会場で開催される高級宝飾品フェアやハイブランドの限定ポップアップであっても、ブランド自体が対象外指定されていれば通常通りポイント還元率は0%となります。
イベント限定の特別ノベルティや先行販売品が用意されているケースはあっても、ポイントサービス上の優待が特別に付与されることはありません。
イベント会場やポップアップストア等では、常設売場とは異なる独立した特設レジで会計が行われるケースがあります。ポイントがつかない商品であっても「年間お買上累計額」へ加算するためにはタカシマヤカードの読み込みが必須となるため、出し忘れのないよう提示してください。
期間限定催事での購入であっても、付与率は0%・年間お買上累計額は100%加算という基本処理が変わることはありません。
高島屋以外の路面店でタカシマヤカードを使うとどうなる?
高島屋百貨店の店内ではなく、表参道や銀座など街中にある「ルイ・ヴィトン直営店(路面店)」や「エルメス直営店」でタカシマヤカードを使った場合、どのような扱いになるのでしょうか。
同じブランド品を買う場合でも、店舗の立地によって「ポイント還元率」と「年間お買上累計額への加算」のルールが大きく変化します。
高島屋の店内で購入する場合との明確な違いをあらかじめ把握しておきましょう。
街の路面店では一般加盟店利用としてタカシマヤポイントが付与される
高島屋のグループ外となる独立した路面店でタカシマヤカード(Visa・Mastercard・JCB・Amexブランド付き)を決済に使用した場合、高島屋での買い物ではなく「街の一般加盟店でのショッピング利用」として判定されます。
そのため、高島屋店内では0%だったポイントが、国際ブランドの決済ポイントとして正常に付与されます。
付与率はカードの種類によって異なり、スタンダードな赤カードなら0.5%(200円につき1pt)、タカシマヤカード《ゴールド》なら1.0%(100円につき1pt)となります。
店内では付かないポイントが街の路面店なら付与されるため、カード単体で見れば路面店利用の方がポイントはお得になります。
街の路面店での購入額は高島屋の年間お買上累計額に加算されない
街の独立路面店で購入した金額は、高島屋のショッピング実績ではないため年間お買上累計額には一切加算されません。
たとえ表参道のルイ・ヴィトン直営店でタカシマヤカードを使って100万円分の買い物をしても、高島屋の「100万円の壁(翌年最大10%還元)」の集計対象にはカウントされないため注意が必要です。
高島屋の年間お買上累計額(100万円)を達成して翌年の最大10%還元を狙いたい方は「高島屋店内の店舗+タカシマヤカード」の組み合わせで集計実績を作りましょう。年間累計額を気にしておらず、単体で少しでも高い還元を得たい場合は、他社の高還元カード(1.0%〜1.5%還元)を持って「街の路面店」で購入するのが最もお得な買い方になります。
自分がどちらの還元特典を最優先したいかに応じて、購入場所(高島屋店内か路面店か)と使用するカードを賢く使い分けましょう。
